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ロンド・トレーニングでよくある7つの間違いとその回避方法

ロンドの設営は簡単です。マーカーコーンをいくつか置き、ボールを2つ用意すれば、すぐに始められます。しかし、選手を真に上達させるようにロンドをコーチングするのは別物です。「ボールを保持できている」ことと「本物の成長」の間には、ほんのわずかな細部の違いしかありません。ここでは、よくある7つの間違いとその解決策をご紹介します。

📖 読了時間:3分 ⚽ Coach OS ナレッジベース

間違い1:ピッチが広すぎる

圧倒的に最も多い間違いです。スペースが広すぎるとプレッシャーが生まれません。ボール保持者はいくらでも時間を持ててしまい、ディフェンダーは決してボールに寄せられず、本来の学習効果が薄れてしまいます。

解決策: 広いよりは狭い設定を心がけましょう。本当のプレッシャーがかかる程度に狭く、かつ正確なパス回しが可能な程度の広さに設定します。トップチームは、ボールを失った後に即座にプレッシングをかけたいと考えているため、10メートル以下のパスを回すような狭いスペースで意識的にプレーしています。

間違い2:「ボール保持」のみが目的になっている

指示が「ボールを失うな」だけだと、全員が隣の選手への安全なパスばかりを選択するようになります。それ自体は悪くありませんが、選手の成長にはつながりません。

解決策: 難易度の高いパスにインセンティブ(報酬)を与えましょう。ポイント制の導入が絶大な効果を発揮します。1本目のラインを超えるパスで1ポイント、2本目で3ポイント、中央を通る3本目のパスで6ポイントなどです。これにより、選手たちは勇敢で危険な解決策を積極的に探すようになります。

間違い3:ディフェンダーへの指導が不十分

多くのコーチはボール保持側だけにコーチングを行います。中央の守備エリアは、外に出られるまでただ走り回る罰ゲームのような場所になってしまいがちです。しかし、そこには非常に大きな指導の可能性があります。

解決策: 両方のチームをコーチングしましょう。中央の選手はプレッシング、パスコースの制限、相手のミスを誘発する方法などを学びます。これらは実際の試合で失点を防ぐための重要なスキルです。守備側にも明確なタスクを与えてください。

間違い4:テンポがない

テンポのないロンドは、ただ円になってパスをしているだけです。選手が足元にボールを持ったまま長々と立っていると、学習効果を生み出すプレッシャーが失われます。

解決策: タッチ数を制限しましょう。最初は2タッチ、上級者は1タッチに制限します。パス回しにリズムを確立させることが重要です。プレーのテンポがトレーニングの効果を大きく左右します。

間違い5:低学年・初心者に複雑すぎる

パスライン、ポイント制、最低パス回数などの設定はすべて価値あるものです。しかし、キッズ世代(U-7など)には適していません。低年齢の選手にルールを押し付けすぎると、楽しさを奪い、トレーニングの本来の目的を見失ってしまいます。

解決策: 低年齢層にはボール、円、そして楽しさがあれば十分です。広めのグリッド、タッチ数制限なし、単純な顔出し(パスコースの確保)から始めましょう。難易度は年齢とともに上げていきます。

間違い6:パス後の動きがない

パスを出した後に立ち止まってしまう選手は、ロンド全体の流れを止めてしまいます。パスコースがなくなり、ボール保持者の選択肢が奪われ、結果としてボールを失うことになります。

解決策: ボールオフ(オフ・ザ・ボール)の動きにフォーカスしましょう。パスを出して終わりではありません。再び顔を出し、角度を作り、ボールへのパスラインを確保します。「パスを出したら動く。常に。」というシンプルな合言葉が有効です。

間違い7:ロンドが実際の試合と連動していない

ロンド自体は自己目的ではありません。他のトレーニングから孤立して行われていると、その潜在能力を無駄にしてしまいます。

解決策: ロンドを自チームの戦術モデルと結びつけましょう。中央からのビルドアップを目指すチームであれば、3本目のライン突破パスに報酬を与えるロンドを設計します。カウンタープレッシングがテーマなら、ボールロスト後の切り替えにフォーカスします。これにより、単なるドリルがチームのゲームモデルを構築する要素となります。

まとめ:小さな細部が大きな効果を生む

ロンドにおける多くの間違いは、選手の技術不足ではなく、指導の明確さの欠如に起因しています。適切なグリッドサイズ、勇敢なパスへのモチベーション付け、守備側・攻撃側双方への明確なタスク、そしてチームの戦術との連動。これだけで、単なるウォーミングアップから真の成長ツールへと昇華させることができます。

パスライン、バリエーション、年代に応じたコーチングなど、それぞれの要素がどのように関連しているか詳しく知りたい方は、指導者向けの完全版ロンドガイドをご覧ください。

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よくある質問

ロンドで最もよくある間違いは何ですか?+
ピッチ(グリッド)が広すぎることです。狭さがなければプレッシャーが生まれず、ボール保持者は無制限に時間を持ててしまい、ディフェンダーはアプローチできず、学習効果が薄れてしまいます。広いよりは狭い設定を心がけましょう。
ピッチの広さはどれくらいにすべきですか?+
本当のプレッシャーがかかる程度に狭く、かつ正確なパス回しができる程度の広さです。トップチームはボールを失った直後に即座にプレッシングをかけられるよう、10メートル以下のパスを回すような狭いスペースで意識的にプレーしています。
なぜ「ボールを保持しろ」という指示だけでは不十分なのですか?+
全員が隣の選手への安全なパスしか選ばなくなるためです。間違いではありませんが、選手の成長にはつながりません。中央を通るパスに対するポイント制などを導入することで、勇敢な選択肢へのインセンティブが生まれます。
中央のディフェンダーにはどのようにアプローチすべきですか?+
守備側の選手にもコーチングを行います。中央は罰ゲームのエリアではありません。プレッシング、パスコースの制限、相手のミス誘発を学ぶ場所です。守備側にも明確なタスクを与える必要があります。
ロンドの停滞を防ぐにはどうすればよいですか?+
テンポを意識させることです。テンポのないロンドは円陣パスと変わりません。タッチ数制限、追加ルール、ポイントを声に出してカウントすることなどで高い強度を維持できます。

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